期間工(いすゞ自動車)の経験について書いてみます。
こんにちは。
大学院を修了しつつ(ホラッチョじゃないです!!)も、期間工経験(半年)がある
という異色の経歴(?)を持つMARCです。
今日は、その期間工の経験について書いていきたいと思います。
期間工(きかんこう)とは、自動車工場や電子部品製造工場などで勤務する契約社員のこと。雇用主や派遣先企業は期間工とは呼ばず、期間従業員や期間契約社員などと呼ぶことが多い。かつては臨時工、季節工などとも呼ばれた。期間工に対して、正社員として製造現場に勤務する者を、本工、常用工などという。
わかるようなわからないような感じですね。
ざっくりいうと、工場等で予め決められた期間(2016年現在では多くの場合、
3ヶ月毎の更新で最長2年11ヶ月)、その会社の従業員のように働く人のことです。
※なぜ多くの場合最長2年11ヶ月かというと、法律上、3年以上連続して雇用契約を
結ぶ場合、期間を定めない正社員契約として扱わなければならないからです。
そして、多くの場合(特に自動車会社等では)、健康で、年齢制限にひっかからず、
日本語に不自由がなければ、ほとんど無条件で受け入れられるにも関わらず、
寮完備!月収30万円以上可!!などとなかなかの好待遇です。
ただし、なぜ期間工が好待遇かというと・・・
以下のようなデメリットがあるからです。
①業務がツライ・・・
配属先(自分で選ぶことはできません)等によってもかなり差があるようですが、
全体的にツライ作業(肉体的にも精神的にも)が多いようです。
初日の午後から無断で姿を消す期間工が珍しくない配属先もあるようです。
②契約更新できないことがある。
景気にも左右されますが、不景気で人を切らなければならないとなれば、当然
期間工が真っ先に対象になってきます。
(会社としても、いつ来るかわからない不景気に備えて、切り捨てやすい人材も確保
しておかなければならないのです。)
期間工がどのようなものか、だいたいおわかりになったでしょうか?
私が期間工を選んだ理由は
①ある程度の収入を期待できる。
新卒入社した会社は薄給、残業代支給なし、残業山盛り(仮に残業代が時給1,000
円出ていたら、毎月残業代だけで10万円にはなるくらい)でした。
②一人暮らしがしたかった。
それまでずっと実家暮らしでした。民間のワンルームアパートを寮として
無料(しかも最低限の家具つき!)で提供されるというのがとても魅力的でした。
③ものづくりの現場に少し興味があった。
教科書にも載っているような、トヨタ式(カイゼン、カンバン方式、JIT等)を
実際現場で見てみたいという気持ちがありました。(結局、条件面でトヨタではなく
いすゞにお世話になりましたが笑・・・)
④正直、転職活動(特に面接とか)が面倒だった。
働くこと自体はイヤではないのですが、働く前の転職活動が(疲れ果てていた当時
は特に)すごく嫌でした(>_<)
⑤新卒で(いろいろ騙されて)入社したブラック会社の3年間をくぐり抜けた
私の忍耐力が、期間工でどこまで通用するか試したかった。
だいたいこんな感じです。
自動車会社の期間工はどこもだいたい似たような条件ですが、細かい部分を比較して
私は某派遣会社(社名を出してしまうと、客観的な事実を述べただけでも営業妨害に
なってしまいそうなので社名は伏せておきます)を通じていすゞ自動車(藤沢工場)で働くことにしました。
いすゞ自動車(藤沢工場)を選んだのは、主に、収入等の条件面と(そこまでド田舎ではない)場所です。
実際、周囲にはある程度店が揃っていましたし、収入も自分としては納得できる
レベルだったので生活に困ることはありませんでした。
自動車の期間工の場合、自動車会社が直接期間工を募集しつつ、派遣会社経由でも
募集をしていることが多く、たいてい、比較してみると派遣会社経由のほうが微妙に
条件が良かったりします。
えっ!逆じゃね?派遣会社が中抜きするんでしょ!!!!!
と思う方も多いかもしれませんが、自動車会社としても派遣会社に任せたほうが楽なの
で派遣会社に誘導しているのだと思われます。
また、複数の派遣会社から募集をしているところもあります。
期間工を考えている方は、しっかりと条件や派遣会社の評判(まあ、評判 のいい派遣
会社というのが存在するのかはわかりませんが・・・)を確認しておくことを強く
オススメします!
それでは、ここからは私の実体験を(主観を交えて)お送りします!!
・・・と思いましたが、面倒臭くなってきたし記事も長くなってきてしまったので、
続きはまた次回にしたいと思います。
興味があったら次回の記事も読んでみてください。 それでは。